こんにちは、ワインファンです!
久しぶりの更新となってしまいましたが、そのあいだに季節はめぐり、過ごしやすい日も増えてきました。
今秋は各地でワイナリーの収穫祭が開催されたりなど、ワインラヴァーの皆さまには楽しみな行事が復活しつつありますね。
さて、そんな行楽の秋にふさわしい行き先におすすめなのが、2022年9月9日にリニューアルオープンしたばかりの「サントリー 登美の丘ワイナリー」です!
当メディアでは9月8日に行われた現地メディア取材会に参加し、新ワイナリーツアーのひとつを体験してきました。
リニューアルしたばかりの登美の丘ワイナリーの詳細をあますところなくお伝えしていきます!

登美の丘ワイナリーは日本のワイン産地の中心、山梨県にあります。 都内からもアクセスがよく、新宿から約2時間で行くことができます。 日帰りも可能なので、天気のいい日に思い立ったら出かけてみるのもおすすめです。
取材会が行われた日の朝は雷が鳴っていたそうで、ワイナリーの関係者の方はひやひやしていたそうですが、その後は天気も回復していき、あいにくの曇り空でしたが、時折晴れ間もみえ、おおよそ順調なスタートを切りました。
FROM FARM ワイナリーツアーを体験!

オープニングセレモニーなどの式典が行われたあと、わたしたち取材陣は2つのグループに分かれて、新ツアーのひとつ「FROM FARM ワイナリーツアー」の短縮版を体験。
通常ツアーはその他に、ブドウ畑の中でワインのテイスティングが楽しめる「甲州ぶどう畑 散策ツアー」、熟成庫内でワインのテイスティングが楽しめる「ワイン熟成庫ツアー」があります。
実際のFROM FARM ワイナリーツアーは90分間で、ブドウ畑の散策から熟成庫の見学、4種のワインテイスティングが含まれています。
それでは、体験ツアーの様子をご紹介します!
まずは、リニューアルに伴い開設した「富士見テラス」のRELAXエリアのすぐ下に広がるブドウ畑を散策。 日本の固有品種「甲州」ブドウを間近で見学します。
ワイナリーでは、前日の9月7日に収穫始め式を行い、今年の収穫がスタートしたばかりということでしたが、まだ収穫前のブドウがたわわに実っていました。

余談ですが筆者は、帰りに甲府駅近くの果物店に寄ってブドウを買ったのですが、お店の方のお話ではもうすぐ(9月中旬~)甲州ブドウが店頭に並ぶとのことでした!
昔から生食用としても作られていたそうで、機会があったらぜひ食べてみたいなと思いました。 ワインとしても果物でも山梨県の歴史を感じるブドウが「甲州」ですね!
お楽しみは4種類のテイスティング
次は屋内に移動し、ワインの説明を聞きながらのテイスティングタイムでした。
体験ツアーでしたので、テイスティングコメントは割愛ということでしたが、実際のツアーではコメントを聞くこともできますので、よりワインの理解が深まるかと思います。
テイスティングはこちらの4種類でした!

「塩尻 メルロ」は長野県・塩尻地区で育てた「メルロ」使用していますが、それ以外のワインは登美の丘ワイナリー自園産のブドウ100%から造られています。
まず写真左の「登美の丘 甲州」は非常にすっきりした白ワイン。 甲州の特徴である柚子などの和柑橘の香りを感じられるほか、はっさくなどの少しほろ苦いニュアンスも加わっています。季節を問わず幅広い料理(特に和食!)に合わせられる万能な1本。
左から2番目の「登美の丘 赤」はプティ・ヴェルド、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたミディアムボディの赤ワイン。 ほどよいタンニンが心地よく、ペアリングはすき焼きなどがおすすめなんだそう。
「塩尻 メルロ」はブルーベリーなどの黒系果実のフルーティーさはあるものの、特徴的なのはしっかりとしたタンニンで、凝縮感のある赤ワインに仕上がっています。 豚の角煮やデミグラスハンバーグなど味の濃い料理とのペアリングがおすすめです。
最後は写真右の希少性の高い貴腐ワイン「登美ノーブルドール」。 過去ヴィンテージはG7伊勢志摩サミットでも振る舞われたそうですよ。
味わいは極めて濃厚で、濃縮したハチミツキャンディーを口の中で少しずつ溶かしながら飲んでいるようなねっとり感がありました。 今まで海外の貴腐ワインを飲んだことがある人にもぜひ違いを試してほしい味わいです!
自然と歴史にふれるツアー後半
続いては、バスに乗って標高600メートルの眺望台へ移動します。
眺望台にはツアーに参加した人だけが行くことができるそうですので、美しい景観を目におさめておきたい人はツアーへの参加がおすすめです!

眺望台近くでは、甲州の他にメルロ、プティ・ヴェルドなどが栽培されている畑をみることができました。 標高が高いこともあって、しっかり色づいているものもあれば、ヴェレゾン(色づき)が進行中の黒ブドウもあり、これから収穫までの変化がまだまだ見られそうです。
わたしたちのグループには、登美の丘ワイナリー栽培技師長の大山さんが同行してくれていたのですが、見学中は皆さんからずっと質問攻めにされていましたね。
筆者もここ2年くらいのあいだに、オンラインを含め何回かサントリーさんのワイナリーのイベントに参加しているので、勝手に親しみを感じていています(笑)
一般のお客さま、メディアの人たち問わず寄せられた質問に毎回ていねいに答えてくれていて、とても誠実な印象なんです。大山さんがブドウ栽培の現場を主導していると思うと、それはいいワインができそうな気がします。 「良いワインはよいぶどうから」サントリーさんの理念でもありますね。
通常のツアーでは、ワイナリーのスタッフが引率してくれますので、気になることがあれば気軽に話しかけてみてください。
ツアー終盤では熟成庫にも立ち寄りました。


最後にワインショップに戻って、質疑応答の時間がありましたが、さすがワインメディアの取材陣といった感じで、質問そっちのけで(?)、有料テイスティングをしている方々もちらほら(笑)
ワインサーバーに試飲可能な数種類ワインがありますので、チャージ式カードを購入して気になるワインをお試しすることができますよ。
※体験ツアーのため、見学の順序は異なる場合がございます。
■ ワイナリーツアーのお申し込みは 公式HP からどうぞ!

取材後記
取材当日の朝まで不安視されていた天候も問題なく、緑あふれるワイナリーを満喫させていただきました。
体験ツアーはひとことでいうと、内容が充実している! につきます。
ワインが好きな人はもちろん、歴史あるワイナリーなので、文化的なことに興味がある人も知的好奇心をくすぐられて楽しめると思います。
ブドウ畑を散策できたり、眺望台から雄大な景色を眺めたりと自然を身近に感じられるので、リラックス効果もありましたね。 日本では設備の整ったワイナリーを見学できる機会はまだまだ少ないかと思いますので、ワインツーリズモという点でも大きな魅力を感じた1日でした。

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