毎年11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!
ご紹介するのは、ボジョレーを含む世界の新酒です。 ボジョレーよりも早く解禁日を迎えているので、新酒が売り切れているショップも多々見かけますが、まだ間に合います!
世界の新酒をチェックして、ぜひ今年の味わいを楽しんでみてくださいね。
【10月30日解禁! イタリアの新酒】ファルネーゼ ファンティーニ ヴィーノ ノヴェッロ
マンガ『神の雫』に登場した「カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ」が大人気のファルネーゼ社が造る新酒です!
お手頃価格で、濃くて旨い。そんな同社の魅力が新酒にもきっちり反映されています。
ノヴェッロはイタリア各地で造られブドウ品種も異なるので、一概にはいえませんが、酸味が穏やかで芳醇な果実味を持っているものが多いです。 フランスのボジョレー・ヌーボーよりも濃くて飲みやすいと、毎年ノヴェッロを楽しみにしているリピーターも多いようです。
イタリアワインの評価本「ルカ マローニ」で、これまでに9回も最優秀生産者に選出されている、実力人気ともに備わったファルネーゼ社の新酒おすすめです!
2022年はウクライナ侵攻の影響で輸送費が上昇していることに加え、円安の影響も重なり価格が値上がり! 少し待ってもいいよという方はこちらでお得に楽しんで♪
【11月11日解禁! オーストリアの新酒】ツァーヘル・ウィーナー・ホイリゲ・ビオ
オーストリアの新酒「ホイリゲ」もだいぶメジャーになってきたのではないでしょうか。
ホイリゲには、オーストリア原産のブドウ品種・ツヴァイゲルトから造る赤ワインもありますが、より有名なのはグリューナー・ヴェルトリーナーを中心とした白ワインでしょう。
軽やかで澄み切っていて、果物やハーブを思わせるアロマが心地よく、飲む人を選ばない好ましいワインです。 和食にも合うといわれていますので、私たち日本人にとってはうれしいですね!
ツァーヘル社は日本におけるホイリゲの先駆者で、毎年11月に東京にあるオーストリア大使館で行われるホイリゲパーティー* でも同社のワインが振る舞われています。
* 2020年はコロナの影響で開催されませんでした。
ラベルの蝶は自然なブドウ栽培を象徴しているとのこと。 ツァーヘルのホイリゲは、ビオ(オーガニック)ワインです♪
★赤のホイリゲはこちら
【11月第3木曜日解禁! フランスの新酒】ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー
日本ではすっかり定着した、新酒といえば「ボジョレー・ヌーボー」。
なかでも、ボジョレーの帝王といわれたジョルジュ・デュブッフ氏が創業したジョルジュ・デュブッフ社のボジョレーはコンビニやスーパーなど至るところで目にすることができます。
残念ながら、2020年1月にジョルジュ・デュブッフ氏はお亡くなりになりましたが、お孫さんであるアドリアン氏が彼の意志を引き継ぎ、今年もボジョレー・ヌーボーを世界に届けています。
スタンダードなこのボジョレーは、いちごやフランボワーズの香り、軽やかでフルーティな味わい。 ラベル全体がブーケをイメージした華やかな1本です。
■今年は「ボジョレー ヌーヴォー 2022 セレクション ド デュブッフ」
ご購入は こちらから!
【11月第3木曜日解禁! フランスの新酒】ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー
ボジョレー地区・北部38村の特に良質なぶどうでつくるプレミアムヌーヴォーは、ブラックベリー、カシスなどの黒い果実が感じられるワンランク上の味わい。
ラベルには赤白青の花をあしらいフランス国旗の色をちりばめました。
アドリアン氏によると、2020年ヴィンテージのキーワードはひとことでいうと、「太陽」。
7月の乾燥した日々、8月の暑い日々を経て収穫されたブドウで造られたボジョレーから太陽の恵みを感じていただけると思います。
また、こぼれ話としてアドリアン氏が語ってくれたのは、祖父ジョルジュ・デュブッフ氏は日本で解禁日を迎えるのが好きだったとのこと。
日本や世界にボジョレーを広めたボジョレーの帝王がそういってくれていたのはなんだか感慨深いですね。
■今年は「ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス 2022」
ご購入は こちらから!
今年も収穫に感謝、新酒で乾杯!
このコラムを最初に公開した2020年当時はコロナ渦で、生産者の方々は労働力の確保など大変な思いをされたかと思います。
そして、2022年はコロナ渦に加え、ウクライナ侵攻の影響で光熱費や輸送費が高騰。 価格は当然ワインにも影響を与えていますが、1年に一度の収穫をお祝いする新酒をぜひ今年も楽しみたいですね。
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