余ったワインで作る「豚バラ肉の白ワイン蒸し」と「桃のコンフォート」

「飲み残したワインをどうするか?」

ワインを飲むときに困ることのひとつですよね。そのまま放置しても2-3日で酸っぱくなってしまい、美味しくなくなってしまいます。

そんなときには、余ったワインでちょっとした料理を作ってみてはいかがでしょうか。
今回は残った白ワインを使ったメイン料理と、夏にぴったりさわやかな桃のデザートを作ってみました!

今回使ったワインはコンチャ・イ・トロ  フロンテラ  シャルドネ 2018!

スーパーなどで手軽に買えるチリ産シャルドネ
Contents

豚バラ肉の白ワイン蒸し

【材料(2人前)】

豚バラ肉の白ワイン蒸し
豚バラ肉 350g
塩 (肉の重量の1%程度)3.5g
たまねぎ 1個
白ワイン 50g
水 75ml
タイム 1枚
ローリエ 1枚
塩こしょう 適量
サラダ油 適量

じゃがいものロースト
じゃがいも 3個
オリーブオイル 適量
塩こしょう 適量
タイム 3枚(あれば)

下準備

1. 豚バラ肉は串で全体を刺したのち、両面に塩を刷り込んで30分ほど置きます。

塩はマッサージするようにすり込む
水気が出たらしっかり拭き取る
お肉は半分にカット

2. お肉を置いているうちに、たまねぎを薄切りにカット。

皮は縦ではなく横に剥くとペロッと剥けます
繊維にそって切る

3. じゃがいもは洗って皮付きのまま乱切りにしておく。

面を上にしてコロコロと転がしながら切ります

4. オーブンを220℃に余熱しておく。

作り方

1. フライパンにサラダ油を熱し、中火で豚肉の表面に綺麗な焼き色をつける。

焼くときは油の面から
余計な油はクッキングペーパーで取ります
このぐらいの焼き色がついたらOK!
全面に焼き色をつけていきます

2. 一度豚肉を取り出し、たまねぎを炒め塩こしょうをする。

このぐらいの炒め具合でOK!

3. 豚肉を戻し、白ワインを加えて1/3程度になるまで煮詰める。

たまねぎの上に置く
たまねぎが浸るくらいの量でOK!

4. 水・ハーブ(ローリエ、タイム)を入れ、弱火でフタをして1時間ほど蒸し煮をする。

ローリエは折り入れると香りが立ちやすい

5. 余分な油を取り除き、塩こしょうで味を整える。

じゃがいものロースト

1. じゃがいもを水からゆで、一煮立ちしたらざるにあげておく。

2. 水気を切りオリーブオイルをまぶし、オーブンシートを敷いた天板に広げ、塩こしょうを振る。

3. 200℃のオーブンで15分ローストする。

4. お皿に盛りつけて「豚バラ肉の白ワイン蒸し」完成!

桃のコンポートとヨーグルトのソルベ

【材料(4人分)】

桃のコンポート
・桃 1個
シロップ
・白ワイン 200ml
・水 400ml
・砂糖 100g
・レモン汁 15ml

ヨーグルトのソルベ
・ヨーグルト(無糖) 200g
・はちみつ 40g
・レモン汁 適量

下準備

1. 桃は割れ目にそって包丁で半分に割る。皮はそのままにしておく。

タネごと切ってもOK!
その場合はタネをとる

2. 落としぶたに使う用にクッキングシートを1枚用意しておく。

作り方

桃のコンポート

1. 鍋にレモン汁以外のシロップの材料を入れ、一度沸騰させてアルコールを飛ばし、砂糖を入れて溶かす。

2. レモン汁、下準備した桃を入れ再沸騰させる

あればシナモンやタイムを入れても◎

3. クッキングシートをかぶせ、フタをして10分火を入れる。

4. 火を切ってシロップにつけたまま粗熱をとり、冷蔵庫で一晩寝かせる。

皮は食べるときに剥く
シロップはゼラチンでゼリーにしたり、シャーベットにしてもおいしい

ヨーグルトのソルベ

1. ヨーグルトにはちみつ、レモン汁を混ぜる。

2. 冷凍庫で冷やして固める。 盛りつけたら「桃のコンポートとヨーグルトのソルベ」完成!

お肉は柔らかく、コンポートは上品に!

豚バラ肉の白ワイン蒸しは、しっかりしたボリュームがありながらも、食が進んだ一皿!
じっくり蒸したお肉に玉ねぎを添えて口に運ぶと、ほんのり白ワインの酸味も合わさって、とても食べやすかったです。

桃のコンポートも白ワインのほどよい風味が感じられ、上品な甘さに仕上がりました!
ヨーグルトのソルベはさわやか&さっぱり! シロップのしみ込んだ桃とよく合います♪
ちなみに、沸騰時にしっかりアルコールを飛ばせばワインの風味は薄くなりますので、お好みで調整してみてください。

今回は余ったワインを使ったレシピを2品ご紹介しました。

ワインは飲みたいけど、余らせるのはもったいない……。
そんなときはワインを飲みつつ、キッチンでおいしい料理に使ってみてはどうでしょうか。


今回のレシピを提案してくれたのは、東京・五反田で料理教室「La Saveur」を主催している青野晃子先生。

家庭で作りやすい料理を調理のポイントを交えて教えてくれます。

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