6月に入り気温もさらに上がってきましたね。
このじめじめした梅雨を抜ければ、いよいよ夏がやってきますね。
夏はついつい白ワインを選ぶ機会が多くなりますが、今年はフランスやアメリカなどの世界的なトレンドを取り入れて、「夏ロゼ」してみませんか。
夏空を眺めながら、キリリと冷やしたロゼを飲めば海辺に脳内トリップ!?
見た目も明るく華やかなおすすめのロゼワインを色違いで4種類ご紹介します!
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ヴィーターシュタイン フリッツィ・ミッツィ
オーストリアの伝統品種と国際品種のブレンドで造り上げたワイン好き女子におすすめしたいエレガントな微発泡ロゼ。
ほんのりサーモンピンクに色づいた上品な外観、ピンクグレープフルーツのような苦みも心地いい。 開栓2日目以降、ストロベリーやラズベリーなどのさわやかな甘みがさらに表れてきます。
「フリッツィ・ミッツィ」はどちらもオーストリアでよく使われている女性のニックネームだそうです。
また、「フリッツィ」は「フリッツァンテ」のことも意味しているそう。
フリッツァンテとはイタリアのスパークリングワインで、スプマンテよりガス圧が低いスパークリングワインの名称です。
生産者は母娘でワイナリーを運営していて、ラベルの女性はワイナリーのロゴマークにもなっています。
ビオロジック(自然派)で造られた辛口のスパークリングロゼワインは、かわいいラベルとは裏腹に本格的な味わいで、前菜から軽めの肉料理(白身肉)までいろいろ合わせられますよ♪
- 希望小売価格:2,000円(+税)
- 生産国:オーストリア
- 生産年:2020
- アルコール度数:12.5%
- ブドウ品種:メルロ32%、ピノ・ノワール28%、ツヴァイゲルト22%、ブラウフレンキッシュ18%(※生産者の公式Webサイト参照)
キュヴェ マリー クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ
ロゼといえば! の一大生産地、南フランス・プロヴァンス地方。
陽光降り注ぐ地中海に接し、紺碧海岸(コート・ダ・ジュール)沿いは映画祭で有名なカンヌや高級リゾート地ニースなどの町が広がります。
近年はブラット・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが購入したワイナリーの「ミラヴァル ロゼ」の高評価も手伝ってか、知名度が一段とアップしたプロヴァンスのロゼワイン。
価格は年々上がり気味にも思えましたが、お手頃プロヴァンスを発見しました!
もとはフランス王室御用達のワイナリーが手掛けた「マリー・クリスティーヌ」は、数々の賞を受賞したことを記念して1950年に造られた特別なワイン。
ボトルはアール・ヌーヴォー好きな設立者の孫娘がデザインし、プロヴァンスで最初のオリジナルボトルとして登録されたんだそうです。
ロゼワインの色のなかでは「淡い玉ねぎの皮の色」と表現されることが多い色味ですが、オレンジがかってはいるものの、サクラの花びらのような愛らしいピンク色にも見えます。
エレガントなボトルを置いて、優雅に海を眺めながら、シーフードとともにいただきたいワインです。 ちなみにですが、生産者のWebサイトのコメントによると、地中海料理やアジア料理、特にタイ料理と日本料理に最適ですとのこと。 うれしいですね!
飲み終わったあとのグラスのなかにも高貴なバラの香りが漂い、余韻までエレガントな1本です。 サクラアワード2020 で金賞受賞!
- 希望小売価格:1,950円(+税)
- 生産国:フランス
- 生産年:2019
- アルコール度数:13.5%
- ブドウ品種:サンソー40%、グルナッシュ33%、シラー27%
ベリンジャー カリフォルニア ホワイト・ジンファンデル
今回ご紹介するロゼワインのなかで唯一の甘口で、飲んだ印象としてはとにかく気軽に楽しむワイン。
かわいらしいイチゴ色の外観。 冷えた状態だと甘酸っぱいプラムのような香りが温度が上がるにつれて、ストロベリーなどの甘い香りが強くなってきます。 甘口ながら軽快な口当たりなので、意外にも飲み続けられます。
ペアリングは輸入元のサッポロビールさんが「オステリア・ルッカ」の枡谷シェフが監修したレシピを特設ページにてご紹介しています!
こちらで紹介しているレシピのなかで、ベリンジャーのロゼに合うのは、ペスカトーレ、かぼちゃとじゃがいものグラタン、ローストチキン オレンジソースなどですかね。
料理がお好きな方はワインとのペアリングレシピとして、ぜひ作ってみてくださいね!
- 参考小売価格:1,208円(+税)
- 生産国:アメリカ
- 生産年:2019
- アルコール度数:10.0%
- ブドウ品種:ジンファンデル主体
オチョア ロサド
最後にご紹介するのは、昔からロゼワインで有名なスペイン北部、ナバーラ州のワインです。
スペイン語でピンクを意味する「ロサド」。 どちらかというと赤色にも近い、目の覚めるようなピンク色が宝石のように美しいワインです。
また、生産者のラインナップのなかで、カレンダーシリーズというこのワインのラベルには天体のイラストが描かれていて、古代ローマの太陰暦をモチーフにしているんだそう。
ユーロリーフ(オーガニック認証)を取得している自然派ワインですが、ブドウ畑の作業時期においては天体カレンダー* を参考にしているのかもしれませんね。
* 月や天体の動きに合わせて農作業のスケジュールを決めていく。 バイオダイナミクス(ビオディナミ)農法を実践している生産者はこの方法で作業しています。
味わいも濃い色味のようにしっかりとしていて、赤系ベリーの豊かな香り、適度なボリュームとタンニンを感じることができる骨格のあるワインになっています。
白身のお肉をはじめざまざまな料理に合わせることが可能ですよ♪
- 希望小売価格:1,800円(+税)
- 生産国:スペイン
- 生産年:2019
- アルコール度数:13.0%
- ブドウ品種:ガルナッチャ70%、テンプラニーリョ30%
お気に入りのロゼとカラフルな夏を楽しもう!
実はとてもカラフルなロゼワイン。 夏空にピンク色が映えて、気分も上げてくれるはず!
そして、現在は辛口ロゼが主流なので、さまざまな食事のシーンでも楽しまれています。
白ワインの軽やかさ、赤ワインの複雑さなどをあわせ持ったロゼワインは幅広い食事と相性がいいので使い勝手が◎
冷やして飲むのが基本なので、暑い夏のランチやアペリティフ(食前酒)でもすっきりいただけます♪
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