緊急事態宣言で「普段は角打ちをやっているのに、できない!」そんなワインショップを応援したいと思いお話を聞いてきました第2弾!
今回は東京・中野の「BIANCOROSSO ビアンコロッソ」さんにお邪魔しました。
イタリア語で「BIANCO=白」「ROSSO=赤」という意味で、ワインの色と日本の国旗の色を象徴する2色で、ワインと日本の掛け橋になりたいという想いを込めたワイン輸入元・仙石さんのアンテナショップです。
本店を和歌山県和歌山市に構え、中野店と同じくイタリアワインとスペインワインに特化し、約250種類の豊富なラインナップを展開しています。

BIANCOROSSO ビアンコロッソ(東京・中野)
新宿から中央線快速で一駅の東京・中野。
中野ブロードウェイなどサブカルチャーのイメージが強いですが、大学のキャンパスや商店街など多くの人が集まる活気のある街です。
駅北口から徒歩で約6分、今の時季、緑が美しいけやき通り沿いにあるBIANCOROSSO。

お店が入る建物は以前は声楽やオペラ* のコースがある音楽学校だったとのことで、文化的な意味でもイタリアとのつながりを感じさせてくれます。
* オペラはイタリア発祥
イタリア在住歴のある取締役の仙石さんはイタリアの「きちんと美味しく食べる」という食文化に影響を受けたと語ります。
食材やワインがどこから来たのか、どうやって作ったのかを食卓で対話し、家族や友人と食べる時間を楽しむイタリア人の姿に感銘を受けたそうです。
仙石さんが現地で買い付けを行っているBIANCOROSSOのワインは、オーガニックのブドウから造られたものに厳選し、添加物も最低限の使用にとどめていることなど、人と自然にやさしいワインをお届けすることにこだわって選んでいます。
そんな仙石さんがおすすめとして紹介してくれたワインは以下3つ!
リムネ ルガーナ

ミラノから車で東に約1時間半、イタリア最大の湖、ガルダ湖の南にDOC(原産地呼称)ルガーナ地区はあります。
「リムネ ルガーナ」を造るテヌータ・ロヴェーリア社の敷地はミネラル分を多く含む粘土と石灰質が混ざり合った土壌で、樹齢35年以上のトゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ)を使用し、旨みやミネラル感の強いスタイルのワイン造り出しています。

ルガーナは日本ではあまり有名ではないようですが、ヨーロッパでは支持を得ている白ワインで、リムネ ルガーナはガルダ湖にバカンスにやってくるドイツ人にも人気なんだそう。 酸味、塩味、トロピカルな甘みを感じられる飲みごたえのある1本です!
前菜から魚、白身肉に◎ 刺身などの和食でも合うとのことですが、ワイン単体でも楽しめる万能なワインなんだそうです♪
- BIANCOROSSO 販売価格:2,400円(税込 2,640円)
- 生産国:イタリア
- 生産年:2019
- アルコール度数:13.0%
- ブドウ品種:トゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ)

アルナ・モンショヴェ スペリオール

続いてご紹介するのは、イタリア北西部、ヴァッレ・ダオスタ州の赤ワイン。
ヴァッレ・ダオスタは北にスイス、西にフランスと国境を接していて、イタリア語の他にフランス語も公用語として話されています。
モンブラン、マッターホルン、モンテ・ローザなどアルプスの山々にイタリア側からアクセスできるリゾート地でもあります。
ヴァッレ・ダオスタのワインは品質は高いものの、生産量が少なく、ほとんど地元で消費されているため、日本では非常にめずらしく貴重なワイン。
生産者のラ・キウヴァは地元の小さな協同組合で主にネッビオーロ** を栽培しています。
彼らの造る「アルナ・モンショヴェ スペリオール」はエレガントで飲みやすく、穏やかな酸味とキレイに溶け込んだタンニンが絶妙に調和しています。 ピノ・ノワールが好きな人にもおすすめとのことです!
** 高貴な赤ワインを作り出すブドウ品種。最も有名な銘柄は北イタリア・ピエモンテ州の「バローロ」。

ラ・キウヴァは郷土料理のレストランを併設していて、ワインとのペアリングは、地元の人はラルド(豚の背脂を塩漬けして作るハム)をスライスしたものにハチミツをかけて食べるんだそうです。
■ 生産者おすすめのラルド(公式YouTube 英語)※アオスタの景観も楽しめます!
いやぁ~、垂涎ものの映像でしたね!
日本でもやはり豚肉に合わせていただくのがおすすめで、その他にも甘辛く味付けした料理にも合うとのことでした。
- BIANCOROSSO 販売価格:3,500円(税込 3,850円)
- 生産国:イタリア
- 生産年:2014
- アルコール度数:13.5%
- ブドウ品種:ピコテンドロ(ネッビオーロ)70%、グロス・ヴェイン、ネイレット、コルナリン、フミン

ビエルム ブランコ

最後にご紹介するのはスペイン産のベルモット。
ベルモットはワインにハーブやスパイスを漬けたリキュールです。主に食前酒や食後酒として飲まれることが多いです。
有名なのはイタリアの「チンザノ」や「マルティーニ」で、日本でもスーパーなどに置いてあるのを見かけます。
マティーニやマンハッタンなど、いろいろなカクテルに使われているので、実は口にしたことがある人も多いのではないかなと思います。
数年前からスペインではベルモットが再流行しているそうで、ベルムテリアというベルモットを楽しむ専門店も各地で賑わいをみせているんだそう。

スペイン北西部の地場品種ゴデージョとシャルドネ種に20種類以上のハーブを加えて造られた「ビエルム ブランコ」。
仙石さんいわく、ほろ甘くてフルーティー、明るいうちから飲みたくなる味わい。サングリアのように思っていただければと。
また、リキュールなので常温保存もOKで、1リットル入っているので長く楽しめるところもおすすめなんだそうです。 氷を入れてロックでも、炭酸水で割ってもいいので思い思いに楽しんでみてはいかがですか。
- BIANCOROSSO 販売価格:2,800円(税込 3,080円)
- 生産国:スペイン
- 生産年:―
- アルコール度数:15.0%
- ブドウ品種:ゴデージョ(ゴデーリョ)50%、シャルドネ50%、約20種のハーブ、砂糖

取材後記 ~おすすめワインを飲みながら~

貴重なヴァッレ・ダオスタのワイン(写真右)を自宅でいただきました。
ほどよく熟した2014年ヴィンテージは、ベリーの香りにバラやゼラニウム、スパイスなど複雑で豊かなアロマを存分に感じることができました。
バランスがとれていて舌触りもなめらか、開けて3日目でもまだまだおいしかったですね。
彼らは商業的な理由というよりも、代々受け継がれてきたワイン造りとその景観(ブドウ畑)を守るという意味でワインを造っていると仙石さんに教えていただきました。
こういったお話を聞けるのも、仙石さんご本人が現地で買い付けを行い、生産者の方たちと交流を深めているからなんだなあと改めて思いました。
また、ワインを輸入するにあたって、「日本の食とのつながりが感じられること」もこだわりのひとつとしているので、BIANCOROSSOのワインが食卓で活躍してくれることを期待してぜひ一度お試しいただくのもいいのではないでしょうか。
公式オンラインショップがありますので、気軽に購入できますよ。


BIANCOROSSO中野店は火曜日が定休日ですので、火曜日以外にのぞいてみてくださいね!
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